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取 扱 商 品(業者様専用)
平成15年から、納豆菌・米ぬか・竹炭を飼料添加し、豚肉特有のニオイが無くドリップの少ない柔らかい豚肉として、プライベートブランド「伊予さんぽーく」を販売するようになりました。「伊予さんぽーく」は、参鍋の「参(さん)」と太陽の「SUN」をかけ合わせて命名しました。
消費者の皆様からは、「獣臭くない」「脂が美味しい」「お肉がやわらかい」「あくが少ない」などご好評を頂いております。
伊予さんぽーくの種類(部位の説明)
種 類 | 部位の説明 |
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肩ロース | 全体的に網目模様に筋肉脂肪が分かれている為、豚肉特有のコクが出てくる部位です。 |
ロース | 肉質がきめ細かく、柔らかいのが特長です。ヒレと並ぶ最上の部位です。 |
ヒレ | すべての筋肉の中でもっともキメの細かい部位。脂身も少なくあっさりとしています。 |
モモ | 全体的に脂肪が少なく、タンパク質が多いヘルシーな部位です。 |
バラ | こってりとした風味と味わいが特長で、筋肉と脂肪が折り重なった構造となっており、三枚肉とも言われています。 |
ウデ | 運動量の多い筋肉が集まる、きめが細かい赤身が濃い部位。ウデには鉄分がたくさん含まれています。 |
サンプル紹介(業者様専用)
「伊予さんぽーく」は、四国中央市の豊かな自然の恵を有効利用し、私たち独自の飼育方法で育て上げた、品質にこだわったプライベートブランド豚です。業者様にも自信をもってご提供できます。ぜひご賞味ください。
精肉・加工品
バラ
ロース
ヒレ
ひき肉
スペアリブ
ボーンレスハム
肩ロース
ローススライス
養豚場の取り組み
家畜の能力を高めるための創意工夫
1 優良品種系統の導入
雌豚LWに止め雄はケンボローを使用しています。上物率が常に60%を超える安定した肉質のケンボローの特徴は、胴伸びが良く、背脂肪が薄く、発育が良好です。
2 繁殖育成技術の改善
ミネラルの重要性と必要性を考えて、水に1万倍の濃度でミネラルを添加しました。それにより事故率と受胎率が改善されました。
3 飼育方法の改善
平成元年頃から納豆菌とオカラを母豚に給与し飼料費の節減を図っていましたが、自動給餌器の設置等に伴いオカラの使用を中止し、平成13年頃から納豆菌・米ぬか・竹炭を混合・発酵処理したものを、ミルクから肥育豚、種豚の全飼育豚に0.5%の割合で配合飼料に添加しています。この給与体系を実施してから、平成15年と比較して事故率が22%から6.9%に大幅に減少し、収益の確保につながっています。このことにより、農場飼料要求率3.06(16年3.25)を実現し、飼料利用率が非常に良くなっています。
4 管理方法の改善
雌雄別飼育ではなく、体重別に肥育豚を管理しています。
5 衛生上の改善
納豆菌・米ぬか・竹炭の飼料添加とミネラルの飲水投与により、子豚の下痢が減少しました。また参鍋養豚では抗生物質の投与を中止しており、定期的な血液検査をすることで、ワクチン接種に活かしています。
労務の節減を図る工夫
1 機械利用による改善
自動給餌器、スクレイパーによる除ふん、子豚離乳育成装置(ピギーパーラー)の設置により、省力化を図っています。
2 飼養管理上の工夫
ウィークリー養豚を実施しています。作業体系を従業員が把握しているため、作業ミスが少なくスムーズに進めることが可能です。
分娩ストールと交配豚房のストールの様子
分娩回数の向上のため、雄豚との見合い(ワンツーデート)により、離乳後の発情回帰日数の短縮に工夫しています。
技術成績の改善
平成13年頃からの納豆菌・米ぬか・竹炭の飼料添加及び平成18年からミネラルの飲水投与により、技術成績の改善が進みました。
平成17年度 | 平成18年度 | 平成19年度 | 平成20年度 | 平成21年度 | ・・・ | 平成26年度 | |
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分娩回数(回) | 2.37 | 2.41 | 2.36 | 2.40 | 2.50 | ・・・ | 2.5 |
1頭当り年間 離乳頭数(頭) | 23.4 | 23.0 | 23.8 | 23.8 | 25.0 | ・・・ | 25.5 |
離乳時 育成率(%) | 93.2 | 92.5 | 95.0 | 94.8 | 94.3 | ・・・ | 95 |
農場 要求率(%) | 3.23 | 3.05 | 3.03 | 3.06 | 2.93 | ・・・ | 2.87 |
環境保全
ふん尿処理については万全の対策を行っており、ふん処理はロータリー式の強制発酵施設と縦型密閉式発酵機(コンポ)を導入して良質堆肥の製造を行い、完熟堆肥は近隣の耕種農家に譲渡・販売しています。
汚水は、離れた場所にある養豚場同士を繋ぐパイプラインにより一箇所に集められ、浄化槽において曝気処理を行い、その後浄化された処理水を河川放流しています
当面の目標として、規模は現状を維持しながら母豚245頭において、安全な肉豚の年間出荷6,000頭を目指しています。このためにも、現在まで行ってきた繁殖技術や飼育管理を徹底し、疾病等による事故を最小限に抑える努力をするとともに、当養豚に携わる従業員(家族)をプロの養豚家として育成します。
さらに、当農場の豚肉を買っていただいている消費者を大切にするとともに、地域の中で養豚経営が継続できる環境作りに努力したいと考えています。
さらに、当農場の豚肉を買っていただいている消費者を大切にするとともに、地域の中で養豚経営が継続できる環境作りに努力したいと考えています。
トレーサビリティ
農場の所在地 | 〒799-0112 | 愛媛県四国中央市金生町山田井乙265-2
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農場の名称 | (有)参鍋養豚 |
個人事業者 | 角川 由加子 |
飼養する母豚頭数(頭) | 245(2013/12/31 現在) |
年間出荷頭数(頭) | 5200(2013/12/31 現在) |
飼養豚の品種等 | ハイブリッド豚(LW×ケンボロー) |
農場の管理記録 | 飼養管理に飼養管理マニュアル(自場作成含む)等を作成している。 |
衛生管理指針(自場作成含む)等は作成していない。 | |
農場の作業等の記録・管理方法は、飼養管理日誌を利用している。 | |
生産豚の特徴等(銘柄等) | 伊予さんぽーく |
生産豚が購入できる場所 | レモンハウス 0896-58-0762 |
トレーサビリティ記録保管の方法 | 豚肉の出荷(出荷日、頭数、出荷先等)を記録している。 |
記録・保管方法は、出荷先等の伝票・帳票を利用している。 |